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XC8:プログラミング書式の確認

Win,Mac,Linuxの3つのOSと全てのPICで統一した開発環境 MPLAB X IEDとXC Cコン
パイラーがMicrochip社から2012年暮れに発表されました。
2013年6月にはXC8がv1.20にバージョンアップされました。

今回XC Cコンパイラーのプログラミング(コーディング)書式をXC8で確認してみました。
PIC16F628Aにて確認 2013/09/23

【トピックス】
・最も手間取ったのが、コンフィグレーションワードの設定書式です。
やっとの思いでPIC型番ごとに↓ここに書かれている事を見付けました。
C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v1.20\docs\chips\16f628a.html

・main()プログラムファイルは、Source Filesフォルダーを選択し、FileのNew Fileで
Categories:Cで、C Main Fileを選択し作成する。main()のひな形コードを示してくれます。

・XC8 ユーザーズガイドは↓ここにダウンロードされてます。
C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v1.20\docs\manual.pdf (6.2MB 564ページ)

・PORTへの値入力の書式は、XC8 ユーザーズガイドp.143、5.3.6 Using SFRs Form C Code
の項に記載がある。
例:PORTAbits.RA1 = 1; //RA1をHighに

628led点灯画像.JPGxc8エディター全体画像.jpg16F628Aピンデザイン画像.jpg
/* 
 * File:   led_main01.c
 * Author: 管理人
 *
 * Created on 2013/09/23, 11:15
 */

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <xc.h>

/*
 * LEDの点灯、消灯
 * XC8 v1.20
 * PIC 16F628A
 * LED:RA1,RA2に接続
 */
//コンフィグレーションワードの設定
//C:\Program Files (x86)\Microchip\xc8\v1.20\docs\chips\16f628a.htmlに記述書式あり
#pragma config BOREN = OFF //4VブラウンアウトリセットOFF
#pragma config CPD = OFF //データーコードプロテクションOFF
#pragma config FOSC = INTOSCIO //内部発振使用
#pragma config MCLRE = OFF //マスタークリアー機能OFF(RA5入出力として使用)
#pragma config WDTE = OFF //ウォッチドッグタイマーOFF
#pragma config CP = OFF //プログラムコードプロテクションOFF
#pragma config LVP = OFF //低電圧プログラム書き込みOFF
#pragma config PWRTE = ON //パワーアップタイマーON
//↓シンプル記述書式でもOK
//#pragma config BOREN = OFF, CPD = OFF, FOSC = INTOSCIO, MCLRE = OFF
//#pragma config WDTE = OFF, CP = OFF, LVP = OFF, PWRTE = ON

int main(int argc, char** argv) {
    //PICの初期化
    PORTA = 0b00000000; //PORTAの中身をきれいにする
    TRISA = 0b00000000; //PORTAの全ての端子を0:出力に設定
    //PICの初期化終わり

    //メイン処理
    while(1){
        PORTAbits.RA1 = 1; //RA1をHighに
        PORTAbits.RA2 = 0; //RA2をLowに
    }
    return (EXIT_SUCCESS);
}

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