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 MikroCでPICプログラミングをする際のチョトした便利な情報を紹介します。
 
 【目次】(項目をクリックすると飛べます)
 #contents
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 *プログラムの試行錯誤法 [#r4704259]
 
 MikroCでPICプログラムを作成する際、私は最初に小さなプログラムを作成
 し、正しく動く事が確認出来たら、次の機能を追加し、育てて行く方法で
 プログラミングして行きます。
 
 この方法でプログラミングするには、今書いたプログラムを残して置き、
 そのプログラムを基に、次の機能を追加して行きたいです。もしうまく
 動かなければ、先のプログラムに戻ってやり直します。
 試行錯誤しながらプログラムを育てて行きます。
 
 これを行う際のコンパイル対象Cソースの切り替え方法が久世氏のページ
 「ソース試行錯誤の近道を」に示されていますので紹介します。  06/11/27
 http://www.kuze.jp/sfc/2006_sp/page13.html
 
 
 【トラブルと解決の紹介】
 本件に関し私が体験したトラブルは、「Project Summarry」の「C Files」フォルダを
 開こうとしたら、下図の様な画面となり「+」マークが表示されず開けませんでした。
 #ref(Project_Summary.JPG)
 
 (解決方法)
 作成中のプロジェクトを保存し、一度MikroCを終了し、再度MikroCを起動
 する事でこの問題は解決できました。
 「C Files」フォルダが開ける様になりました。
 
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 *エラー発生場所を知る方法 [#se6e9d0a]
 
 MikroCでコンパイルを実施した際、ソースにエラーがあると画面最下段に
 赤字でエラーメッセージが表示されます。
 しかし、最初に表示される「Line/Column」情報はエラー発生場所を示して
 いません。
 
 (要望)
 エラー発生場所を知りたい。
 
 (解決方法)
 赤字のエラーメッセージの表示行をダブルクリックします。
 すると、「Line/Column」の表示が更新され、エラー発生場所を示します。
 同時にカーソルがエラー発生場所に飛びます。 06/11/24
 
 &attachref(エラー行表示.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};
 
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 *組込み関数一覧の表示 [#c919ee38]
 
 MikroCにはPICによるLCD表示、I2C通信、USART通信他を簡単に実現できる数百もの豊富
 な組込み関数が用意されています。
 
 1.先ずはHelpの「目次」タグを
 どの様な機能の組込み関数が用意されているかを見るには、Helpの「目次」タグの
 最後の「mikroC Libraris」の中を閲覧します。
 各種機能を利用する関数がたくさん用意されています。
 
 2.次にHelpの「キーワード」タグを
 全ての組込み関数をアルファベット順に眺める方法に、Helpの左メニュー上部の
 「キーワード」タグをクリックし、全関数を表示させる方法があります。
 ざっと数えて約500個もの組込み関数が表示されます。 06/11/22
 
 |&attachref(組込み関数一覧1.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|&attachref(組込み関数一覧2.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|
 
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 #vote(はい[19],普通[0],いいえ[2])
 
 *「Examples」ソース利用の提案 [#rdadf4e8]
 
 |&attachref(PIC毎Example.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|&attachref(PIC毎Example_16F877A.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|
 
 MikroC V6.2のHelpファイルの例題を眺めてみて感じるのは「例題は新しいPICの18F系
 をターゲットに説明されている。」と言う事です。
 (ちなみにMikroC V2.1のHelpファイルではP16F877Aを用いた事例で説明されてます。)
 12F系、16F系利用者は Helpに掲載されている例題ソースが利用できない場面が増えて
 来ました。
 
 この問題の解決法として、MikroCの「Examples」フォルダ内にあるサンプルソース
 を利用する方法を紹介します。
 
 「Examples」フォルダは、Cドライブの Program Filesの中の Mikroelektronika
 の中の mikroCフォルダの中にあります。
 
 「Examples」フォルダの中には「P12F75」「P16F877A」「P18F452」「P18F8520」
 「P18F8627」の5種のPICに対応するフォルダがあり、そのPICで稼働するプログラム
 例題が掲載されています。  06/11/22
 
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 *既設定定数の確認 [#d59518ce]
 
 |&attachref(既設定定数ファイル一覧.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|&attachref(既設定定数一覧.JPG,zoom,150x150,button){新しい写真添付};|
 
 MikroCでは使用PIC毎に対応した各種「定数」が設定されています。
 PIC16F628Aを例に取ると PORTAはレジスタ定数として5が、T0IFは2が、T0IEは5が
 設定されています。
 
 自分が使用するPICの既設定定数を把握しておく事はPICプログラムを行う上で有用
 だと思います。
 
 既設定定数を見る方法は、
 Cドライブの Program Filesの中の Mikroelektronikaの中の mikroCの中の
 defsフォルダの中に、各PIC毎に *.Cファイルがあります。
 そのファイルをエディタで開くと既設定定数を見る事が出来ます。  06/11/22
 
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 *数字をLCDに表示する方法 [#r9aa3d94]
 【備忘】08/10/19
 
 (方法1)
 sprintf(outString, "%d", 25);
 lcd_puts(outString);
 
 (手法2) 
 sprintf(string,"%05lu",x); で代用かな? 
 
 
 sprintf()関数は大きなメモリを消費するので、メモリ不足の場合の対処法
 (手法3)
 演算の方がいいかも。 
 e0=x%10 
 e1=(x%100)/10; 
 e2=(x%1000)/100; 
 
 (手法4)
 (x / pow(10, n-1)) % 10