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LCD表示法(16F886)

液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)へ文字を表示するだけの基本機能の
プログラムを作成し、LCDの稼働を確認した。
また、HI-TECH C PRO(Lite mode)のLCD表示用関数を作成し、稼働を確認した。  08/08/15

LCDは、東京秋葉原の秋月電子で販売されている16文字×2行表示のLCD
SC1602BS-B(-SO-GS-K) 550円 を用いた。 08/08/15
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1&q="P-00040"

P1020014.JPG16F886.JPG

MikroCのプログラム

/**
* LCD表示(基礎) LCD 4bit接続の確認
*
* LCD:SC1602BS-B(-SO-GS-K) 秋月550円 08/08/15
* http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1&q="P-00040"
* LCDデータpin D4:RB0 D5:RB1 D6:RB2 D7:RB3 
* LCD制御pin EN:RC4  RW:RC5  RS:RC6
* 電源:乾電池3本(4.5V)
*
* 16F886
* Clock: 8.0MHz 内蔵発振器使用
* Device Flags:
* _INTRC_OSC_NOCLKOUT _WDT_OFF _PWRTE_ON _MCLRE_OFF
* _CP_OFF _CPD_OFF _BOR_OFF _IESO_ON _FCMEN_ON 
* _LVP_OFF _DEBUG_ON _BOR21V _WRT_OFF
*
* MikroC v8.1.0
*/
void
main()
{
    //PICの初期化
    TRISB = 0b00000000; //PORTB全てを0:出力に設定
    TRISC = 0b00000000; //PORTC全てを0:出力に設定
    OSCCON = 0b01110000; //内蔵発振器 8MHz使用に設定
    // A/D利用PORTの設定 ANALOG=1, DIGITAL=0
    ANSEL = 0b00000000; //AN4-0ピンはデジタルで使用
    ANSELH = 0b00000000; //AN13-8ピンはデジタルで使用
    PORTB = 0b00000000; //PORTBの中身をきれいにする
    PORTC = 0b00000000; //PORTCの中身をきれいにする
    //PICの初期化終わり

    //Lcd_Custom_Config(*port, D7, D6, D5, D4, *ctrl, rs, rw, en)
    Lcd_Custom_Config(&PORTB,3,2,1,0, &PORTC,6,5,4); //LCDのピン接続設定

    Lcd_Custom_Out(1, 1, "12345678"); //LCD上位文字列表示
    Lcd_Custom_Out(2, 1, "Hello world"); //LCD下位文字列表示

    while (1)
    {
    }
}

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HI-TECH C PRO(Lite mode)のプログラム

/**
* LCD表示(基礎) LCD 4bit接続の確認
*
* PIC16F886   内蔵 8MHz
* LCD:SC1602BS-B(-SO-GS-K) 秋月550円 08/08/15
* http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1&q="P-00040"
* LCDデータpin D4:RB0 D5:RB1 D6:RB2 D7:RB3 
* LCD制御pin EN:RC4  RW:RC5  RS:RC6
* 電源:乾電池3本(4.5V)
*
* HI-TECH C PRO PIC10/12/16 MCU Family(Lite mode) v9.60
* MPLAB v8.14
*/
#include <htc.h>
#include "lcd.h"
__CONFIG(INTIO & WDTDIS & PWRTEN & MCLREN & UNPROTECT 
& DUNPROTECT & BORDIS & IESODIS & FCMDIS & LVPDIS & DEBUGEN);
__CONFIG(BORV21);

void
main(void)
{
    //PICの初期化
    TRISB = 0b00000000; //PORTB全てを0:出力に設定
    TRISC = 0b00000000; //PORTC全てを0:出力に設定
    OSCCON = 0b01110000; //内蔵発振器 8MHz使用に設定
    // A/D利用PORTの設定 ANALOG=1, DIGITAL=0
    ANSEL = 0b00000000; //AN4-0ピンはデジタルで使用
    ANSELH = 0b00000000; //AN13-8ピンはデジタルで使用
    PORTB = 0b00000000; //PORTBの中身をきれいにする
    PORTC = 0b00000000; //PORTCの中身をきれいにする
    //PICの初期化終わり
    
    //添付のsamplesフォルダのLCDemoのmain.cを参考にアレンジ
    //LCDの初期化
    lcd_init();
    
    lcd_goto(0); // select first line
    lcd_puts("12345678");
    lcd_goto(0x40); // Select second line
    lcd_puts("Hello world");
    
    while (1)
    {
    }
}

●ポイント:lcd.hとlcd.cはメインプログラムと同一フォルダー内にコピーして入れて置くこと。
(所在:添付のsamplesフォルダのLCDemoフォルダ内)

●lcd.h (添付のsamplesフォルダのLCDemoのlcd.hを変更なしで、そのまま利用)

●lcd.c(分割コンパイル)
(自分の使用環境に合わせて変更し利用する)
今回は16F886を用い以下の通り7か所を変更し、ファイルを上書き保存し分割コンパイル
に利用した。

内臓発振器 8MHzで使用するので、
20行 #define _XTAL_FREQ 8000000

今回は、LCDのRSをRC6、RWをRC5、ENをRC4し、D7をRB3、D6をRB2、D5をRB1、D7をRB0に
接続したので、
27行 #define LCD_RS RC6
28行 #define LCD_RW RC5
29行 #define LCD_EN RC4
30行
31行 #define LCD_DATA PORTB

99行 TRISB=0;
100行 TRISC=0;
に変更する。

●↓lcd.cの設定(分割コンパイル)

LCD分割コンパイル.JPG

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  • こんにちは、いつも参考にさせていただいております。以前はmikroCを使用していたのですが、液晶ライブラリなどを使っていたら制限の2Kバイトを超えてしまったので、最近HI-TECH Cにコンパイラを乗り換えました。LCDを以下の接続方式にした場合、lcd.cはどのように変わるのでしょうか?マイコンは16F886です。お時間がありましたらご教授願います(RS: RB3, R/W: RB2, EN: RB1, D7:RB7, D6:RB6, D5:RB5, D4: RB4) -- KJ_method? 2009-10-05 (月) 15:10:06
  • こんにちは、いつも参考にさせていただいております。以前はmikroCを使用していたのですが、液晶ライブラリなどを使っていたら制限の2Kバイトを超えてしまったので、最近HI-TECH Cにコンパイラを乗り換えました。LCDを以下の接続方式にした場合、lcd.cはどのように変わるのでしょうか?マイコンは16F886です。お時間がありましたらご教授願います(RS: RB3, R/W: RB2, EN: RB1, D7:RB7, D6:RB6, D5:RB5, D4: RB4) -- KJ_method? 2009-10-05 (月) 17:19:24
  • ありがとうございます フリーのコンパイラーのサイトが少なくて困っていました -- ハヤテ? 2010-03-31 (水) 22:44:48
  • こんにちわ、参考にさせていただき、故障しているLCDとの格闘が終わりました。 -- 拍手者? 2011-08-08 (月) 11:53:19