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*インターバルタイマ(Timer1割込み利用 16F1827 XC8) [#wd888d47]

16bitタイマーのTimer1の「割り込み」機能の使い方を確認する目的で、
Timer1割り込み機能でLEDを1秒間隔で点滅させるプログラムを作成した。
【ポイント】
1.Timer1は16bitなので細かくかつ長時間の時間制御が可能
Timer1は16bitなので、最大で65535回のカウント設定ができるので細かい時間
制御が可能。また、Time0より8倍の長時間制御が可能。
2.タイマーカウント数の設定法(1回〜65535回)
例:62500回カウントしたい場合は
  TMR1H = (-62500 >> 8);
  TMR1L = (-62500 & 0x00ff);
と-62500(マイナス表記)で記述する。
理由:Timer1は「アップカウンタ」の為、62500回カウントさせたい時は
65536(FFFF)-62500=3036で、3036を設定する事になる。
しかし-62500と記述しても同意である為、視認性の良い-62500と記述する事
とする。
【ハマりポイント】
・Timer1の場合はTimer0と異なり、
  INTCONbits.PEIE = 1; //周辺装置割り込みを許可
  INTCONbits.GIE = 1; //全体割込み許可
の2つの設定を行わなければ割り込み機能が稼働しなかった。 2014/1/4

|&attachref(1827led点灯画像.jpg,zoom,200x300,button){新しい写真添付};|&attachref(16F1827ピン配置.JPG,zoom,200x250,button){新しい写真添付};|

 /* 割り込み機能、Timer1(16bit)の操作法の確認
  * インターバルタイマー(TMR1割込み利用) 発光ダイオード(LED)を1秒間隔で点滅
  * PIC16F1827
  * XC8 v1.20
  * LED:RA1,RA2
  */
 #include <xc.h>
 
 #pragma config FOSC = INTOSC, WDTE = OFF, BOREN = OFF, IESO = OFF, FCMEN = OFF
 #pragma config PLLEN = OFF, STVREN = OFF, LVP = OFF
 
 //グローバル変数の定義
 unsigned char cnt; //1秒作成の4回カウンタ
 
 int main(void) {
     //PICの初期設定
     PORTA = 0b00000000; //PORTAの中身をきれいにする
     TRISA = 0b00000000; //PORTA全てを0:出力に設定
     ANSELA = 0b00000000; //AN0-AN4は全て0:デジタルI/Oとする
     OSCCON = 0b01110000; //PLL:OFF, 内部クロック8MHzで駆動
 
     //TMR1割り込みの初期設定
     //250ms=0.125us(8MHz)*4*プリスケーラー8*62500カウント
     T1CON = 0b00110001; //クロック ソースFosc/4, プリスケーラー8, TMR1ON
     //TMR1カウント値設定 62500回(アップカウンター)Maxは65535回
     TMR1H = (-62500 >> 8);
     TMR1L = (-62500 & 0x00ff);
     PIE1bits.TMR1IE = 1; //Timer1割り込み許可
     INTCONbits.PEIE = 1; //周辺装置割り込みを許可(Timer1の場合必要)
     INTCONbits.GIE = 1; //全体割込み許可
 
     //メイン処理
     LATAbits.LATA2 = 1; //RA2:パワーオンを示すLED点灯
     cnt = 0; //4回カウンター値クリア
     while(1) {
         //点滅間隔1秒(1000msec = 250msec * 4回)
         if (cnt == 4) {
             LATAbits.LATA1 = ~LATAbits.LATA1; //LED(RA1)点灯⇔消灯反転
             cnt = 0; //4回カウンター値クリア
         }
     }
 }
 
 static void interrupt isr(void) { //割り込み関数
     if(PIR1bits.TMR1IF == 1) {  //割込み種がTimer1割込みの場合
         PIR1bits.TMR1IF = 0; //Timer1割り込みフラグクリアー
         //TMR1カウント値設定 62500回(アップカウンター)Maxは65535回
         TMR1H = (-62500 >> 8);
         TMR1L = (-62500 & 0x00ff);
 
         cnt++; //4回カウンター カウントアップ
     }
 }
 
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